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Vol.4:3時間走

今回は,このコーナー初のランニングトレーニングの紹介です.
今回紹介するランニングトレーニングも少し常識外れかも知れませんが・・・.

私のお勧めするランニングトレーニングはいたって簡単!ズバリ「3時間走」です.
でも一般的にいわれているL.S.D.とは少し違います.

L.S.D.とはロングスローディスタンスの略で,その名の通りゆっくり長く走るトレーニングです.このトレーニングには,毛細血管を発達させ,脂肪の燃焼効率を高めるといった効果があるといわれています.
かつて,浅井えり子選手がこのL.S.D.をトレーニングに取り入れ効果を上げ,一躍有名になったトレーニング方法です.このL.S.D.の基本はとにかくゆっくり走るというもので,当時の噂なのですが,歩くよりもゆっくり走ると効果絶大といわれていました.「歩くよりゆっくり走る」なんて至難の業ですが・・・.

今回私がお勧めするランニングトレーニングは,このL.S.D.とは少し違い,ペースを上げられれば上げてもよいし,ペースを上げた後に「きつく」なってきたらペースを緩めてもよいというものです.但し,とにかく3時間走りつづけることが基本です.
もう少し簡単にいいますと,一般的にいわれている「ファルトレク」や「スピードプレイ」を3時間続けるといったところでしょうか.
ただ,あまりペースの強弱にこだわる必要はなく,3時間動きつづけることだけを意識して下さい.でも,出来る限りペースの強弱を心がけるようにしましょう.この時,ペースの強弱の頻度や時間などはあまり気にする必要はありません.また,ペースを上げるといっても「少しきついかな?」という位で十分ですし,ペースを緩める際には歩いてしまっても構いません(但し立ち止まらないようにしましょう).自分の身体のおもむくままにペースを変化させましょう.
さらに,走行距離にもこだわる必要はありません.ただひたすら時間だけを気にして下さい.

このトレーニングを行なう上での注意点は以下の3つです.

1:水分・糖分を取りながら走る
3時間も走る訳ですから,水分・糖分を必ず補給しながら行なうようにします.私は大抵の場合,お金を持参し,自動販売機を利用して缶ジュースなどを飲用しながらトレーニングを行なっています.

2:2時間経過時のポイントに注意する
このトレーニングを行なってみると実感出来るかと思いますが,2時間を境に身体に変化が生じます. 特に,このトレーニングになれていない時期には,脚の関節などに痛みを伴うことがあります.
走り始めて2時間ほど経過する時には必ず,自分の身体の状況を意識し,少しでも不安を感じたらトレーニングを中止するようにして下さい.絶対に無理は禁物です.

3:このトレーニングの実施は週1回のみ
このトレーニングは身体に相当な負担がかかります(それが狙いなのですから).
従って,このトレーニングを行なうのは1週間に1回までとしましょう.まだこのトレーニングに慣れていない時期には2週間に1回の頻度でもよいと思います.
また,このトレーニングを行なった翌日は,完全休養もしくはアクティブレストに留め十分な休養を取りましょう.
そこで,お勧めなのが,日曜日の午前中にこのトレーニングを行なって,月曜日を完全休養に当てるというパターンです.

というようにいたって単純なトレーニングなのですが,とにかく身体には相当の負荷がかかるトレーニングであることは間違いありません.
従って,絶対に無理をしないで下さい!!

このトレーニングは,マラソンの3時間の壁がなかなか破れないランナーにお勧めなトレーニング方法です.ちなみに,私はこのトレーニングで一気に3時間の壁を破りサブスリーランナーの仲間入りをしました.

このトレーニングの理論的背景は次回にご紹介します.


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