これまで多くの人達にとってスポーツといえば(学校)体育という認識が一般的でした.しかしながら,現在では学校を卒業した大人たちにもスポーツを楽しむ人が増えてきており,また多くの女性もスポーツ(活動)に参加するようになってきました.
さらには,これまでスポーツとは無縁であるという認識が強かった高齢者の方々もスポーツを楽しむようになってきました.
このようなスポーツ現象は,「生活スポーツ」などとも呼ばれています.
一方,オリンピックに代表される国際的な競技会や日本国内における競技会などで,勝利や記録達成を目指して専門的なトレーニングに励むプレイヤーも多数存在します.
このようなスポーツ(現象)は,「競技スポーツ」などと呼ばれ,先に述べた「生活スポーツ」と対極に存在するものですが,両者には密接な関係があるといえます.
「競技スポーツ」の中には,プロスポーツにみられるように,テレビを中心としたメディアなどで連日報道がなされているもの,また実際の競技会や試合を観戦できるようになっているものが多数あります.
これらは,「生活スポーツ」の立場にある人にとっては「見るスポーツ」ということになり,一つのスポーツ現象として捉えることが出来る訳です.
さらに最近では,スポーツ用品(シューズ・ウエアなど)が単なるスポーツの道具(用具)としてではなく,日常生活により密着した存在になりつつあります.
かつてみられたスニーカーブームなどがその代表であるといえます.
このような現象もスポーツ(現象)の一角をなしているといって過言ではないでしょう.
このように最近では,人々の生活環境や価値観の変化に伴いさまざまなスポーツ現象がみられるのです.