選手のパフォーマンスを向上させるために必要とされるトレーニングをプランニングする際には,対象となるスポーツ(競技),選手を理解する必要があります.
そのためには「競技特性分析」と「モニタリング」が重要であると考えられます.
競技特性分析
まず,スポーツ指導者は対象となるスポーツ(競技)の特性を分析する必要があるといえます.すなわち,そのスポーツ(競技)において最高のパフォーマンスを発揮するためにはどのような能力(技術・フィットネスレベル・精神力 etc.)が必要であるかを分析する必要があります.
特に,チームスポーツの場合には個々のポジション別にも分析していかなければなりません.
モニタリング
次に,対象となる選手の現時点における能力の確認(モニタリング)をしなければなりません.これには,フィットネステスト(体力テスト)などを用いて,基礎的体力を含めた能力をモニタリングする方法と,実際のレースやゲームの中で,その競技成績(結果)を含めた能力をモニタリングする方法があります.
また,選手個々の日々変動するパラメータ(体重・安静時心拍数・食事内容 etc.)もモニタリングしていく必要があります.
スポーツ指導者は,「競技特性分析」,「モニタリング」の2つの確認を行い,それに基づき適切なトレーニングを「プランニング」していかなければなりません.
選手のパフォーマンスを向上させるために必要とされるトレーニングは,スポーツ(競技)やポジション,選手の現在のレベルによって選手個々に異なるものです.
従って,スポーツ指導者はトレーニング「プランニング」の過程において,十分な「競技特性分析」と「モニタリング」を行なう必要があります.