スポーツの指導を行なう上では,選手の立場になり物事を考え指導をしていく必要があります.
選手の立場になるということ,それは時には選手の性格をも理解するということなのです.
選手の性格を理解することの重要性について,参考とすべき,あるマンガの1シーンがあります.
マンガ「スラムダンク」の中で,陵南高校の田岡茂一監督が,有望な2人の選手,仙道君と福田君の性格を上手く理解出来ずに指導してしまった結果,福田君を一時期ドロップアウトさせてしまったというシーンがあります.
「仙道はプライドが高そうだから,誉めて指導しよう」,一方「福田は,意外と打たれ強そうだから,叱りながら育てよう」,田岡監督はこう思って二人を指導をしたのですが,実は2人の性格は全く正反対であり,
叱られながら指導を受けた福田君のプライドは傷つき,いつしかそれが監督への暴行となって現れてしまい,結果として福田君は休部を余儀なくされてしまうのです.
人の性格を理解することは非常に難しいことではあります.しかしながら,スポーツ指導者は選手の性格をも含めたパーソナリティーを十分に理解し指導しなければならないことがこのマンガの1シーンからも分かると思います.