Vol.8:評価法(2)
スポーツの指導における評価活動は,「何と比較するか」という観点から「絶対評価」,「個人内評価」,「相対評価」の3つに分類することも出来ます.

絶対評価とは,ある事象について何らかの基準に従って評価することを指します.
例えば,ある選手の「フィットネステスト」の結果を評価する際,「競技特性分析」によって得られたその競技に必要とされるフィットネス能力に対して,どの程度,能力が劣っているのか,あるいは優れているのかを判断する場合は,絶対評価を用いることになります.

個人内評価とは,選手個々のフィットネス能力など,その個人特有の事象について,絶対的かつ個人内的に評価することを指します.
例えば,ある選手の「フィットネステスト」の結果を評価する際,前回のフィットネステストと比較し,どの程度,能力が向上したのかを判断する場合には,個人内評価を用いることになります.
また,日々のトレーニングの結果として記録される「トレーニングログ」の評価を行なう際には個人内評価を用いることになります.

相対評価とは,ある集団やグループ内における他者との位置関係によってある事象を評価することを指します.
例えば,「フィットネステスト」の結果を用いてチーム内におけるレギュラーメンバーを決定する際には,相対評価を用いることになります.
また,ライバルチームやライバル選手と自チームや自チームの選手とのフィットネス能力の比較を行なう際には,相対評価を用いることになります.

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